マイホームの引渡しを控えた方へ。家の引渡し条件として重要な「残金決済」「鍵の引渡し」「契約不適合責任」など、売買契約書で必ず確認すべきポイントを解説します。
スムーズな取引のために。家の引渡し条件と確認すべきポイント
引渡し条件は「トラブル予防」の要です
家の引渡し条件とは、売買契約の締結後、買主様に物件の所有権と占有権が移る際に、売主様と買主様の間で取り決めておく、非常に重要なルールです。この条件を契約書で明確にしておくことが、後日のトラブルを未然に防ぐ鍵となります。
このページでは、売買契約書に記載される主な引渡し条件と、特に確認すべきポイントを解説します。
1. 引渡しの主な条件と期日
引渡しは、売買代金の残金決済と同時に行われます。
◆残金決済と所有権移転登記
・売買代金のうち、手付金を引いた残金全額を、買主様から売主様に支払います。 ・同時に、司法書士の立ち会いのもと、物件の所有権を買主様へ移転する登記手続き(相続登記や抵当権抹消なども同時に行う)が法務局に申請されます。
・引渡し期日:契約書に明記されたこの日をもって、物件の所有権と占有権が買主様に移ります。
◆鍵の引渡し
・残金決済の完了をもって、売主様から買主様へ、物件の全ての鍵(合鍵、勝手口の鍵、倉庫の鍵なども含む)が引渡されます。
2. 物件の状態に関する重要な条件
引渡し時点の物件の状態について、売主様が負う責任や、設備に関する条件を確認します。
◆契約不適合責任(けいやくふてきごうせきにん)
・引渡し後、売買契約書に記載されていない隠れた欠陥や不具合(例:雨漏り、シロアリ被害、給排水管の故障など)が見つかった場合、売主様が負う責任です(旧:瑕疵担保責任)。
・契約書には、売主様がこの責任を負う期間(例:引渡し後3ヶ月間など)が明記されます。売主様が個人の場合、この責任を「免責」とするケースもありますので、必ず確認が必要です。
◆残置物(ざんちぶつ)の有無
・引渡し時までに、売主様が物件内から全ての私物や不要な家具・ゴミなどを撤去し、空き家の状態で引渡すのが原則です。
・もし売主様が家具やエアコンなどの設備を残していく場合は、それが「残置物」なのか「付帯設備」なのかを明確にし、契約書にリストアップします。
◆付帯設備(ふたいせつび)の状況
・売買価格に含まれる設備(例:エアコン、給湯器、システムキッチンなど)が、引渡し時に問題なく使用できる状態であることを保証する条件です。
・契約書に添付される「付帯設備表」で、どの設備が残るか、その状態はどうかを確認します。
3. その他の確認事項
◆境界の明示
・戸建てや土地の売買の場合、売主様は買主様に対し、隣地との境界を現地で明示することが条件となる場合があります。
◆住宅ローンの完済
・売主様に住宅ローンが残っている場合、引渡し日までにローンを完済し、抵当権を抹消することが引渡しの必須条件となります。
まとめ 契約書の隅々まで確認を
家の引渡し条件は、契約後の生活と安心に直結する重要な事項です。
契約書や付帯設備表の記載内容をしっかりと確認し、疑問点は必ず不動産会社に解消してもらいましょう。私たちは、あなたが安心して引渡しを迎えられるよう、丁寧にサポートいたします。
お客様のご希望を第一に、柔軟に不動産をつなぐことが私たちの使命です。
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